2010年5月15日土曜日

招き猫型のポット



招き猫は、日本のオリジナルの縁起物ですが、まるで招き猫のように見えるポットは、中国にルーツがあるようです。
しっぽが持ち手になっていて、首から上が蓋、そして、挙げた片手が注ぎ口になっています。頭は、ぱかっと取れます。
タイでも、何度か同じような形のものを見かけました。




中国製です。なかなか、りりしい顔をしています。




上の猫と同じような顔つきで、ちょっと小ぶりの、左右対称形の一対です。
目がおもしろい。
上の猫は挙げた手と反対方向を見ていますが、この一対は挙げた手の方を見て、お互いに見つめあうような形になっています。




上の猫たちは骨董市で見つけたものですが、これは、友人にいただいたものです。黒目の大きな、美猫ちゃんです。




首が蓋になっているではなく、背中に穴が開いた猫です。注ぎ口は手ではなくて、猫の口のところに穴が開いています。ポットというよりは、水滴でしょうか。それとも、用途はあまり考えていない、ただの飾りかもしれません。これも、たぶん中国製で、ごくごく新しいものだと思います。




陶器屋さんなどで売っている実用品となると、いきなり漫画ちっくになります。これは、しょうゆ注しです。しっぽが注ぎ口になっています。




これもしょうゆ注しです。注ぎ口は挙げた手です。母から、「片づけていたらこんなものがあった」と、もらったものです。どこの家庭にも猫グッズは、一つや二つ転がっているのかもしれません。




酒器もあります。首が蓋になっていて、注ぎ口は招いてない左手になっています。杯にも招き猫がついています。酒器として、これを買ってお酒を飲む人、まさかいないような気がしますが。

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