2010年11月28日日曜日

人気のおもちゃ




今年の夏は、暑過ぎることが大きな話題になりましたが、八月いっぱい雨が降らなかったことは、農家には大きな打撃でした。
広大な畑に、水を撒くといっても、限度があります。また、九月に入り、久し振りに雨が降ったら降ったで、ヨトウムシなどが大発生して、作物を喰い荒してしまいました。
鶏も暑さに弱って、餌の配合で乗り切ろうとしても、卵の数がめっきり減ったりと、後遺症は、まだまだ続いています。
そこで、昨夜はそんな脱都会の農家(元同僚たち)を励まそうと、ささやかな夕餉の宴を持ちました。

そこで感心すること。
小学生二人、幼稚園児二人いたのですが、都会の子どもに比べると、大人の目を気にしないで、本当によく遊びます。「ねえねえ、なんのこと」、などと、大人の話に割り込んでもきません。
家に来る子だけかもしれませんが、都会の子は、いつも自分に関心を持っていてもらいたがります。




そんな、少年少女がもっとも夢中になったのは、フリーダムゲイト。
一番大きな真四角の板(囚われの姫とも言う)を、他の板を動かしながら、下の切れ目(自由の門)から出すゲームです。
姫の真下の横長の板が一番邪魔ものなので、小さい真四角の板と、上手に入れ替えながら動かします。残念ながら、手本を見せようにも、長い間遊んでなかったのですっかり忘れて、とうとうできませんでした。




つぎに人気があったのはソリティア。幼稚園児でも、玉をたった一つしか残さないのに脱帽。私は、五つも残ったりするのに。

持ってきたトランプでも遊んでいましたが、フリーダムゲイトの人気は、最後まで衰えませんでした。




グリコのおまけは、ぐちゃぐちゃにはなっていましたが、小さ過ぎて、あまりおもしろくなかったみたい。




石けりの玉は、子どものお母さんたちも含めて、その存在すら知らないので、びっくりしました。
遊び方を説明すると、「ああ。なんだ、けんぱーか」と言うのですが、本当の石で遊んでいるようです。

本当の石が、ガラスの石けりになって、また石に戻っているってどういうこと?
「危ないガラスで子どもが遊ぶなんて、もってのほか」という風潮なのでしょうか。


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