2011年12月3日土曜日

ランチョンマット





テーブルクロス派か、ランチョンマット派かと問われれば、私は断然マット派です。
戸外で、合板の組み立て式テーブルを使うときなどはクロスが必要ですが、室内ではあまりクロスを使いたくありません。
夫は中間派です。マットも好きですが、テーブルクロスも好きです。

このランチョンマットは、竹を板状にして、ラタンでつないだものです。フィリピンのルソン島のバギオ郊外のコーヒーショップで使っているのを見て、店の人にどこで買ったか聞いたのですが、古いものだとかで、わかりませんでした。
街でもさがしてみましたが、なかなか見つかりませんでした。

ある日、農産物を育ててジャムにしたりして売っている、女子修道院を訪ねたことがありました。畑を見せていただいたり、お話をうかがったりして、帰ろうと通った部屋の棚に、この竹のマットが置いてありました。
修道院でつくって売っていたのです。




タイの山岳民の編んだラタンのマットです。
確か、バンコクで月に一回開かれていた、山岳民の手工芸品の即売会で買ったものだと思います。
丈夫なもので、30年も使っていますが、ほつれたりしていません。




上のマットより、少し小さめのものも持っています。
大小、六枚ずつあるので、夫がテーブル・セッティング(夫の役割)するとき、
「ちゃんと大きさを揃えて」
と声をかけるのですが、たいていは不ぞろいで、当人も、
「気にしやしねぇ」
と開き直ったままです。

確かに、大きさが揃っていても不ぞろいでも、ほとんど目だったりしないのですが。




これは、カンボジアのランチョンマットで、伝統的な敷物を小ぶりにしたものです。
ラタンと木の皮で編んであります。
素敵ですが、市場の籠屋さんで見かけたときは、三枚しかありませんでした。あと三枚欲しいと、何度も足を運んだのですが、とうとう、見つけることはありませんでした。

マットにはディナープレート(大皿)を配してみましたが、ディナープレートに固執する西洋人のお客さんでもいない限り、普段はたいてい手に持つことのできる小皿(取り皿)二、三枚使います。




実際に、夫がセッティングしたところです。








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