お正月のお菓子

私にとってのお正月のお菓子は、昔から花びらもちでした。
小さい頃、大晦日の日に、離れて住む叔父が必ず届けてくれたものでした。白餡の柔らかいお餅には、甘く煮たごぼうがはさんであります。

この十年ほどは、毎年、妹に花びらもちをもらっています。それを、しっかりあてにしていて、毎年楽しんでいます。

今年のお正月には来訪者がいろいろあり、いろいろなお菓子をいただきました。
みおちゃんからもらったのは、こがね大福。

あの、いつか試みて失敗した焼印が押してあります。

自分で、お正月のために金沢から取り寄せた福徳菓子です。

せんべい皮の中に、金花糖が入っているのと、土人形が入っているのと二種類です。
 

金花糖はそのままで、

土人形はビニールの袋に入れて、入っていました。

手で割ってその年の運勢を占い、せんべいは食べるものですが、途中からまゆ玉にしようと思いついて、手ではなくカッターできれいに割ることにしました。

そして、以前まゆ玉をつくった時に残っていた和紙を挟んで、縁に水をつけて接着しました。

和紙が限られていたので全部はまゆ玉にできませんでしたが、幾つかできました。来年のお正月飾りがもっとにぎやかになることでしょう。

 

土人形は、かわいいでしょうか？
どのくらい種類があるのかわかりませんが、セットで買ったのに、三種類も同じものがあるのは残念でした。全部違っていたら、もっと嬉しかったことでしょう。

そして金花糖の招き猫と鯛。
招き猫は好きなので、いくついても一向にかまいません。

真ん中は俵に乗り、打ち出の小槌を振り上げているので大黒さまとわかりますが、左は恵比寿さまかどうかよくわかりません。
そして右は、猿回しの猿に見えましたが不明です。

ひょうたんとだるま。だるまは金沢らしく、姫だるまのようでした。

どんなものかわからなかったので、土人形と金花糖と両方買ってみましたが、私的には断然金花糖の方が好きでした。