2013年7月20日土曜日

ティッシュカバー

「私、ティッシュを隠したりする趣味ないよ」
と言っていた友人がいました。
まあ、一理あります。ひところ、電話カバーとか、ドアノブカバーとかあったけれど、あれって、かえって無駄じゃないですか。

でも、私はティッシュの箱をむき出しで置いておく気にもなれません。


無垢の木を組んだような素敵なティッシュカバーは、けっこう値が張ります。いいとは思うけれど買わない。安くて、でも使っていて嫌にならないようなデザインのものを選んでいます。
この合板製のティッシュカバーは、安いだけあって接着したところがはがれてきたのですが、そこはお手のもの、接着し直して使っています。
ティッシュの箱むき出しより目立たないので、置いておいて気になりません。
 

これは、箱部分だけ私がつくったものです。取り出し口の板は、その昔、買い物をすると貰えたスタンプをためて交換した、壁掛け用のティッシュカバーのものでした。本体は湿気てバラバラになったし、壁もないので、取り出し口の板だけ少し削って利用しました。


そして、無印良品のブリキの箱。
これは三つくらいあったのですが、つぶれた、錆びたりで、今では一つしか残っていません。
骨董のブリキは品よく錆びていて、錆びていることが味だったりしますが、新しいブリキはなかなか具合よく錆びてくれません。たいてい、シミができたように、一ヶ所が汚れて錆びます。


ベッドの脇に置いてあるのは、バリの箱です。
中に入れたティッシュの箱が見えず、恰好はいいのですが、ティッシュがすらすらと出て来ないでちぎれたりするので、ほとんど使っていません。
一応、置いてあるというだけです。

本当は、使い捨てのティッシュなど使わない暮らしをすればいいのですが、現実にはなかなかそうもいきません。


ところで、東南アジアでは、割高のティッシュより、トイレットペーパーを使うことの方が普及しています。レストランでもどこでも、専用のトイレットペーパーカバーに入れて、卓上にも置いてあります。

そして、カバーはプラスティックの安物から手づくりのおしゃれなものまで千差万別、いろいろあるのです。
このラタンのトイレットペーパーカバーは、
「素敵ねぇ」
と感心したら、
「そう。あげるよ」
と、貰ったものです。


ところが残念、東南アジアのトイレットペーパーカバーに、日本のトイレットペーパーは、大きすぎて入らないのです。
巻きが大きいだけなら、少々トイレで使ってから入れるということもできますが、


高さも大きいのです。
あのあたりのトイレットペーパー、幅も巻きも、とっても小さめにできているのです。


トイレットペーパーなら、ティッシュより資源の無駄使いにならないと言いきれませんが、10センチほどから使えるのがいいところです。
ただ、タイのレストランなどで、両手を使ってしゅるしゅると、何メートルも引っ張り出して使っている人も、少なくはありませんが。



4 件のコメント:

hatto さんのコメント...

息子がティッシュを新しいものに交換するたびに言います。「なんでそのまま置いてても素敵なデザインにしないのか」と。私も長年そう思ってます。色々デザインされてはいるものの、どうもティッシュ箱だけが浮いています。洗剤などの容器もそうですが、どこのメーカーも何故にあのような落ち着かないデザインを生みだしているのか?謎です。うちは、寄木細工のカバーや、サテンや和布で包んでます。

さんのコメント...

hattoさん
そう言われて考えてみたんだけれど、お店で売る時目立ちたいのかしら?色違いとか多いですね。それとも大多数の人はあれで満足しているのかしら?まあ、あんなものだと諦めているんでしょうね。
いっそ、ニャンコ先生とか、タマとか(あら猫ばっかり)もっと個性的なデザインにしたら、隠したいと思わないかもしれないのにと思ってしまいます。
ビールの缶もそう、すぐ飲んじゃうからいいんだけれど、昔のサントリーのように取っておきたいデザインはないですね。ペンギンの缶、好きでした。話がそれちゃいましたが。

あつ さんのコメント...

私もティッシュの箱はむき出しにできません。春さんと同じ、無印良品のブリキを1つ、バリのアタを編んだものを3つ使っています。湿気の多い家に引っ越してから、天然素材のカゴはほとんどがカビて処分するはめになりましたが、アタはカビにくい様なので色々と愛用しています。
ラタンのトイレットペーパーホルダーは本当に素敵ですね。使えたら最高なのに、残念ですね。

さんのコメント...

あつさん
アタはカビないのですか。美しい、強い、かびない、アタは立派ですね。三つ持っていらっしゃるということは使い勝手もいいのでしょう。
大切なものがカビるのって悔しいですよね。ミルク入れなどに使っていた瓢箪や木彫りはよくかびて、何度も洗って最終的にはカビなくなったものもありますが、泣く泣く捨てたものもあります。