2014年2月11日火曜日

カップのつきもの

タイのプーケットでお土産物を買おうとスーパーマーケットに行ったとき、夫は息子たちにつられて、辛いカップヌードルを二種類買ってきた、つもりでした。
ところが、しっかり読まないで買ったものだから、一種類はカップヌードルではなく、カップチョクでした。

チョクはご飯を糊のように磨りつぶしたお粥です。タイにはカオトムという、スープにご飯が入ったお粥、カオトム・プラオという白いお粥、そしてチョクがあります。
もともとどれも中国文化だと思いますが、チョクは名前も残しているくらい、とくに中国色が強いものです。私はどれも好きですが、チョクは糊を食べているみたいで、我が家の男どもはあまり好きではありません。


カップヌードルには、蓋を開けてみると折りたたんだフォークが入っていました。夫は捨ててしまったのですが、私は使わず、取っておきました。
 
そして、カップチョクにはかわいいレンゲが!
辛いカップヌードルが欲しかったのに、辛くないカップチョクでがっかりしている夫は、三つ買ったうちの二つはまだ食べていません。

でも、私は間違って買ってくれて喜んでいるのです。夫がそそっかしくない性質だったら、このレンゲには出逢えませんでした。


フォークは、伸ばすとぴったりはまってぐらぐらせず、いい感じです。


二度と畳めないのではないかと思っていましたが、難なく畳むこともできました。

レンゲは、昨年買ったはなちゃんのヴェトナム製のレンゲと同じくらいの大きさですが、あのレンゲがバリだらけだったのに比べると、こちらは恐ろしく美しくできています。こちらは大きな機械での大量生産、製法が全然違うのです。

平たいプラスティック板を、手でプレスしてつくるヴェトナムのレンゲにも、捨てがたい、別のよさがありました。




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