2015年11月26日木曜日

台所の片づけ


衣類の整理は面倒で、なかなか着手できませんが、台所の整理は、ジグソーパズルじゃないけれど、ほとんど遊び感覚で楽しめるものです。
ときどき、掃除がてら片づけると、気分転換と整理がいっぺんにできて、一石二鳥です。 

あちこちに散らばってしまった箸置きを元の所へ集めたり、奥にあって、出番の少なかったものを前に出してみたり。
 

もっとも、衣類同様、出番がそう多くないからと言って、チャパティー伸ばす棒など、あっさり捨てる気になれない道具もあります。
そんなものをどこか別のところにしまって、引き出しのものを少なくして、使いやすいように仕切りをつけたらどうだろうか。
と、しばし眺めるものの決心はつかず、たいていはそのままになってしまいます。

包丁類をくっつけてしまうマグネットバーは、いまは引き出し内に設置しています。それをいっそ外の壁につけたらどうだろうか?毎度考えることです。
刃物がずらっと目の前に並ぶなんて、豪勢です。刃物好きの私は、毎日うっとりしてしまいそうです。
でも、我が家に約一名、あぶなかっしい人がいるので、包丁類をむき出しにすることを、結局は躊躇してしまいます。

その昔、食卓でパンを切りながら、次男にお説教をしていたことがありました。
すると、夫がいきなりずかずかと近づいてきて、ぎざぎざの包丁の刃をつかみました。私が包丁を持っていると危ないと思ったと言いますが、次男も私もびっくり、夫は指を切り、すぐ整形外科に行って、縫合してもらいました。


さて、調理台の上には、茶筒とともに、お茶の缶がいろいろ置いてあります。
捨てがたい缶には、次々とお茶を入れては置いておくのですが、たくさんになると、どれに何が入っているか忘れているものさえ出てきます。
この三つは、捨てることにしましたが、右奥のウエッジウッドの紅茶缶など、なんと30年も使っていました。


この二つの缶は、捨てるかどうか迷いました。
干支の羊の缶は、釘入れにすることで解決、まだ使える古いネジ釘を外したとき入れておいて、使いまわしします。


南アフリカらしい絵のついた、ルイボスティーの入っていた缶、お茶以外に入れるものを何も思いつかないのですが、まだ捨てる期が熟していないなか、なんとなくそこいらに転がしておきました。


ついでに、飲まないお茶も、思い切ってばさばさ捨てて、さっぱりしましたが、まだこんなに残りました。
これを食品庫に片づけてしまったら、ますます飲む機会が失われます。






2 件のコメント:

hiyoco さんのコメント...

お互いに「アイツが包丁を持つと危ない」と思っているのですね(笑)。
お茶、困りますよね~。以前夫はよく中国に出張に行っていたので、お土産に貰った開けていない中国茶の缶や紙に包まれた高級そうなプーアール茶が棚の奥にあるある。飲み切れないけど捨てられないです。
カレルチャペックのように被せるタイプの缶は使えますが、押し込む式の紅茶の缶はスプーンがないと開けられないから、再利用には向いていないですよね。でもデザインが素敵だとついつい取っておいてしまいますね!

さんのコメント...

hiyocoさん
実は、私は危なくないのですが(笑)、夫は身体が反応、しかもときおり困った方にも反応してしまいます。
私が梯子ごと転んだときは、「なんで受け身をしなかった?」と言われました。「とっさにできるわけないじゃない」というと、「とっさにするのが受け身だ」。ある夜、人を送ろうとしていたら、夫がつまずき、「あらっ」と思ったら、見事に受け身をしていました。車の助手席に乗っていた人は、「さようなら」を言うのを忘れて、「受け身だ、受け身だ」とつぶやいて、一人で騒いでいました(笑)。まぁ、そんなときはいいのですが、時々裏目に出て。
いつも、柿茶かルイボスティーを飲んでいます。朝作っておくので、ほかのお茶を飲む暇がなかなかありません。たまに頂き物の玄米茶が飲みたくなったり、中国茶が飲みたくなったりしますが、封を切ったらすぐ飲まなくてはと、開けないで何年も経ったりします。その点、二人分だけ真空パックした鉄観音は賢いですね。いつまでもおいしくいただいています。