2016年8月3日水曜日

上棟しています

昨日の朝は土砂降りでした。
棟上げはどうなるかと思っていたら、陽がさしてきて、お天気雨になり、やがてやみました。


大工さんたちが来てくれて、まず測量です。
今回の基礎コンクリートは、家を建てるときのようにつながったものではなく、独立基礎があちこちに、点在しています。基礎をつくるとき、位置や高さを細心の注意を払って決めたつもりでしたが、うちの測量機が、測量棒を立てて目でメモリを読むマニュアルのこともあり、ちょっと平行がずれたり、距離が長かったり、少し高かったり、いろんなことになっていました。
そんな基礎に、柱を立て、梁を渡していくので、大工さんたちはコンピュータ内臓の測量機で計りなおして位置を決め、芯を出すのです。高さは、建てたあと調節します。
母屋のときは、最大誤差が5ミリしかありませんでしたが、今回は15ミリずれていました。

 
さて、耐震テストで、筋交いを入れない建物がもろく崩れて、入れると強度が増すというのをテレビで見たことがあります。
でも、きちんと組んでつくれば、筋交いを入れないでもびくともしません。あまりにもピタッと収まるので、組むのに苦労するほどです。


門のところの木組が、やっと収まりました!


立てては組みにくいので、もう一方は、寝かせたまま組んでから立てました。
 

柱がほとんど立ちました。


コンクリートの一本柱にも、梁が乗ります。


いよいよ、門の出し桁。
すどうさんは、細い梁の上をすいすい歩きます。腰をかがめてしゃがんで、下からの重い桁を受け取ったりもしています。


門の形が見えてきました。






2 件のコメント:

昭ちゃん さんのコメント...

旋盤でもパスで測る名人芸・医療器具すべてがデジタル化して
驚きです。
スカイツリーでも10センチの鋼板を曲げるろローラーで、
ボンテンが見えますね。

さんのコメント...

昭ちゃん
コンピュータ搭載の測量機は値段が張ることもありますが、手に入れても使いこなせたかどうか、疑問です。
ところで、全部組みあがりましたが、基礎の高さの関係で、柱の高さがまちまち、梁がぎくしゃくして、いま大工さんが一本一本修正してくれています。大工さんはたいへん、私なら頭の中がパニックになりそうです。